先日、東京タワーに上りました。 塔の完成は、1958年(昭和33年)です。 当時は大型のクレーンもなく、巨大な鉄骨をウインチを使って吊り上げていました。 真っ赤に焼けたリベットをほうり投げながら、命綱を満足に掛けることもせず、 鳶職人たちは、まさに命がけで巨大な鉄骨と戦ったのです。 まさに命がけの仕事をした技術者たち。...
「手に職をつければ、喰いっぱくれがない」と言われますが、 ここでいう「職」とは、ものづくりの職人さんだけでなく、 例えば介護職やプログラミングなども含まれます。 つまり専門知識や専門技術全般を指します。 ただし、それらを身につけるためには、やはり経験が必要です。 上っ面の専門知識だけでは、いい仕事はできません。...
圧巻の1250tクレーン 先日、ある現場に行きました。 そこでは210tの桁を一括架設するということで、1,250t吊りの モンスタークレーンが入っていました。 この、1,250tのクレーンを組み立てるのに200tと400tの オールテレーンクレーンがあり、さらに400tのクレーンを 組み立てるために70tのラフタークレーンが必要だとのことです。...
~まずは、やれると思う~ 何かに挑戦するとき、「やれる!」と思えば、自分の中にある「やれる力」と出会えます。 反対に「ムリ!」って思えば、自分の中にある否定的な力に支配されてしまいます。 あなたの脳の95%は潜在意識です。 その潜在意識が、ムリ!って思えば、やる前から失敗することは見えています。...
あなたは自分の仕事をどう語りますか 人はだれしも、自分の得意分野や大切にしてきたことを 話すときには、熱がこもります。 その話を真剣に聞いてくれる人がいれば、どんどん調子が出てきます。 ある協力会社の社長と話したとき、現場のエピソードについて 語ってもらいました。 するとその人の顔がみるみる輝き出しました。...
先日、大型現場に安全パトロールに行きました。 広い現場でしたが、至る所で「お疲れ様です!」という元気な 挨拶をしてくださる職人さんが多かったです。 パトロールだから挨拶しているというわけではなく、普段から そういう雰囲気なんだろうと感じました。 挨拶はコミュニケーションの第一歩です。...
日本の夏は暑い! 連日、日中の最高気温は35度を超える猛暑日が続いています。 気象庁では、命にかかわらる暑さとまで言っています。 何もしなくても、汗が止まりまりません。 こうした中でも、がんばって汗を流す職人さんたちに本当に頭が下がります。 暑いだけでイライラしてきます。 暑いだけですべてのことが面倒くさくなってきます。...
人は見た目が9割と言うけれど 人は見た目が9割と言われます。 本当は外見上の見た目よりも、その人の人間的な中身の方が 大事なのはわかっていますが、得てして外見で判断してしまいます。 実際、どういう生き方をしてきたかは、顔に表れます。 どういう人柄かは、見た目にも表れます。 外見を着飾ることにあまり意味はありませんが、...
安全第一というけれど、第二は? 建設現場や工場には「安全第一」と書かれた大きな看板が 掲げられています。 安全が第一というからには、第二と第三があるのを ご存じでしょうか。 第二が品質、第三が生産性です。 安全第一といわれるようになったのは、1901年までさかのぼります。 当時の世界第一の製鋼会社となったUSスチールにより提唱されました。...
大丈夫。大丈夫だよ。大丈夫だから 「大丈夫」という言葉には、なんとも言えない 安心感があると思います。 時には無理して強がって使う場面もありますが、 それでも大丈夫という言葉には、何となく ホッとする気がします。 この三文字の漢字のそれぞれの文字の中に 『人』という文字が入っています。 どっしりと構えた「人」という文字です。...