こんな時だからこそ本を読もう(2) ~本の選び方~
読書はとても大切な習慣です。本から学ぶことは非常に大きいからです。
専門書に限らず、本からは多くのものを知ることができます。
一冊の本との出会いによって人生が変わることだったあるのです。
考えてほしいのですが、もしあなたが何か本を書こうと思ったとき、一冊の本を書き上げるだけのネタを探し出せるでしょうか。
趣味でも仕事でも人生論でもかまいません。
本を執筆するとなると、持てる知識、ノウハウ、見聞した事例などを総動員しなければ書けないでしょう。たとえ、読者のことを意識しない自伝を自由に書くとしても、その構成のために過去の経験や記憶からネタを搾り出さなければ書けません。
つまり、一冊の本にはその分野における著者の持てるすべての精力が込められているのです。わずか数百ページの中に、著者が生涯をかけて知り得たノウハウや思いが凝縮されているのです。
そう考えると、読書は、この凝縮されたノウハウを数時間でうかがい知り、疑似体験、追体験することができる素晴らしい手段です。これほど費用対効果がいい投資はないのではないでしょうか。
また、ベストセラー作家といわれる著名人は何十冊も本を執筆しています。
このベストセラーといわれる本は、確かに時代に沿った斬新な内容ですが、流行り廃りのある内容である危険もあります。
その点、ロングセラーといわれる本は、時代の流れに関係なく、実用的で多くのことが学べる本といえるでしょう。
本を選ぶコツは...、
①友人のお薦め本、
②ロングセラー本、
③巻末の印刷版数が多いもの、
④前書きあとがきがしっかりしているもの、
⑤目次を見て構成が分かりやすい
――などです。
中でも、共に学ぶ友人が薦める本というのは、ハズレが少ないです。
こうした友人を増やし、普段から情報交換をすることも大切です。
これは私見ですが、新社会人に読んでほしい本をご紹介します。
これらは、読書の習慣があまりないいわゆる「読書初心者・入門編」です。
数時間で読める簡単なものを選びました。 ぜひ参考にしてください。
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