こんな時だからこそ本を読もう(3) ~本の読み方~
ここでは、読み方についてご紹介します。
本を読む前は、まず前書きとあとがきに目を通します。
前書きは、著者がこの本を読んでほしいと思っている人に向けたプレゼンテーションのようなものです。
そしてあとがきには、著者が言いたかったことがまとめて書いてあります。それらを先に知ることで、この本を読む「目的」が明確になるのです。
その後、目次を一つずつ丁寧に読み、どういう内容が書かれているか概観します。
こうして自分が本当に知りたい部分(ヤマ場)がどのあたりか見当をつけておくことで、途中で読めなくなるような「挫折」がなくなります。
本を読み進める上で、重要と思うところには、アンダーラインを引き、ページの角を折り曲げていきます。
そうすることによって、後から読み返すときは、重要な箇所だけ拾い読みすることができるからです。
アンダーラインを引くときは、「三色ボールペン」を推奨します。
重要な箇所は青色、最重要は赤色、参考にしたい箇所は緑色といったように色分けします。
また、特にキーワードとなる語句や図表は、丸く囲むなど、後から読み直したときに分かり易いように自分なりの工夫をすればいいです。
本をきれいに読んでも得るものは少ないです。「本は汚すもの」という認識で、読み込むべきです。
本を読む目的は、読後にBOOK-○ffに、二束三文で売り飛ばすことではありません。
本で得たことを実践に落とし込むことですから。
ただし、図書館で借りてきた本には、そんなことはできないので、要注意ですね(笑)。
コメントをお書きください