2級建築施工管理技士受験対策㉘

問28

 

コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

 

1.アルカリシリカ反応性試験で無害でないものと判定された骨材は、コンクリート中のアルカリ総量を3kg/㎥以下とすれは使用することができる。 
2.計画供用期間の級が標準供用級において、普通ポルトランドセメントを用いる場合の水セメント比の最大値は、65%とする。 
3.単位セメント量が過少の場合、水密性、耐久性は低下するが、ワーカビリティ―がよくなる。 
4.細骨材率が大きくなると、所定のスランプを得るのに必要な単位セメント量及び単位水量は多くなる。


 


      
    
          


 

 

回答:3

 

 単位セメント量が過少なコンクリートは、ガサついたコンクリートで、ワーカビリティ―が悪くなり、水密性、耐久性の低下の原因となる。このため、単位セメント量の最小値を270kg/㎥とする。