がんばれ現場監督 基本を守る
現場の安全の三原則というものがあります。
① 安全はすべてに優先する
② 自分の身は自分で守る
③ ルールを守る
――これらのことに異論を唱える人はいないと思います。
でも、実際の現場には、工程や予算、急な天候の変化、
現地と図面の不一致、材料の遅延や間違い、苦情など
トラブルが毎日のように頻発します。
そうした中、ついつい焦ってしまって、この安全の三原則を
ないがしろにする場合もあるあるのではないのでしょうか。
しかし、いつ何時どんな理由があろうと
安全はすべてに優先します。
工程も品質も原価も後からいくらでも挽回できます。
でも、ケガや死亡災害は、後から挽回なんてできないのです。
だから安全は常に最優先です。
心配はいりません。安全管理をしっかりやっている現場ほど、
工程も品質も原価もすべてが上手に回ります。
それは、現場の空気が変わるからです。
この現場は手を抜けないと誰もが知らず知らずのうちに
感じ取っているからです。
だから、不安全設備も不安全行動もなくなります。
その結果無駄もなくなり、工程も品質も良くなるということです。
確固たる信念をもって安全管理をやりぬきましょう。
あなたの信念に現場のみんながついてきてくれます。
あなたが、無事故無災害のリーダーなのです。
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