圧巻の1250tクレーン
先日、ある現場に行きました。
そこでは210tの桁を一括架設するということで、1,250t吊りの
モンスタークレーンが入っていました。
この、1,250tのクレーンを組み立てるのに200tと400tの
オールテレーンクレーンがあり、さらに400tのクレーンを
組み立てるために70tのラフタークレーンが必要だとのことです。
搬入するトレーラーは80台、組み立てに2週間かかります。
それでいて、桁を架設する作業は、夜間の貨物列車の
合間の47分間しかありません。
1日の損料は....?
もちろん、このモンスター重機の足場も盤石なものでした。
1mの地盤改良の上に厚み1mの鉄筋コンクリートの基礎を打設
していました。
本体のキャタピラ部分のほか、バックウエイト台車が動く範囲も
同様に基礎がつくられており、桁の架設完了後には、すべて取り壊すそうです。
400tのオールテレーンクレーンが、オモチャのように見える
迫力ある現場でした。
これほどの機械を使う工事は、プレッシャーもあるでしょうけれど
土木屋冥利に尽きますね。
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