仕事に対する思い
先日、中学生が職場見学に来てくれました。
中学1年生の5人が緊張しながら来てくれたのですが、
先生に言われていたのか、行き交う社員たちにも
しっかりと挨拶をする姿がさわやかでした。
いつも学生に話すときには、いきなり建設業界のことを
話すのではなく、人はなんのために働くかということから
話すようにしています。
ほとんどの学生は、働くことにネガティブな感情しか
抱いていません。
そんな彼らに、建設業とは…といきなり話しても、
伝わらないからです。
だから最初に働くことが素晴らしいということを前提に、
どんな仕事も必要だということを伝えるようにします。
ネット社会といえど、中学1年生といえば予備知識は
ほとんどありません。
メチャクチャ素直に聞いてくれます。
その初々しい姿と真剣なまなざしに、話しているこちらの
背筋も伸びる思いがします。
数日後、彼ら、彼女からのお礼状がさっそく届きました。
僕が使った言葉で印象に残っているものを書いて
これからそれを目指していきたいと書いてあります。
どれもが、中学生らしいものですが、
これらを見てふと考えました。
自分は、これくらい真剣に人の話を聞いているかなと…。
学ぶのは彼らだけではありません。
彼らの姿から僕自身も学びました。

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